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冬虫夏草とはどんなもの?
Qさん:「冬虫夏草」って、これってなんて読んだらいいのかな。
ムムムム!「ふゆむしなつくさ」かな。
私: 「ふゆむしなつくさ」と検索しても出ていますが、
「とうちゅうかそう」って、読みます。
私も、初めてこの字に出会ったとき、なんて読むのだろう?と思いましたよ。
Qさん:冬虫夏草って、草ですか? 虫ですか?
Aさん:草でも虫でもありません。子のう菌の一種で、胞子で増殖するキノコです。
学術名は、コルディセプス・シネンシスといい、中国の奥地、チベットの
標高3000〜5000メートルの
ヒマラヤ山中にだけ生息するコウモリ蛾の幼虫に寄生するきわめて珍しいキノコです。
ちなみにこのコウモリ蛾の名前は学術名をティタロディス・アルモリカヌスといいます。
Qさん:キノコに見えないけど?
Aさん:キノコの一種です。一般的な傘(子実体)をもった形と違い、つくしのような形を
したところが、俗にいうキノコの部分にあたります。
Qさん:虫から出ているのが冬虫夏草ですか?
Aさん:正確にはちがいます。キノコが姿を現したころには既に昆虫の体内は、
菌糸体で一杯になっております。現在の研究の結果、漢方でいう冬虫夏草の効能は
菌糸体であることが判明していますから、
その効能の本体はむしろ虫の形をした部分というべきでしょう。
Qさん:日本で採れる冬虫夏草とは違うの?
Aさん:違います。最近では「冬虫夏草」は、昆虫に寄生するキノコの総称として使われて
いますが、本来はコウモリ蛾の幼虫に寄生したものだけをいいます。
日本で多く見られるものは、セミタケといもので、中国で蝉花と呼ばれ、
漢方学上では、冬虫夏草とはいいません。
もちろんキノコの形も全く違います。
ですから便宜上、日本冬虫夏草などと読んでいる人もいます。
Qさん:種類によって効力が違いますか?
Aさん:種類によって違います。東北大学が実験したところによると、
種類によっては、殆ど効能のないものがあるようです。
基本的に全く違う種類なのですから、当然でしょう。
中国でもセミタケは「蝉花」という名前で流通していますが、
「冬虫夏草」と呼ばれ、珍重されているのは、コウモリ蛾の冬虫夏草だけです。
Qさん:冬虫夏草って漢方ですか?
Aさん:漢方です。秦の始皇帝が不老長寿の薬として、金一匁と交換したという
逸話もあるほど高価な漢方薬として、珍重されています。
歴史に初めて登場したのは1757年、清朝時代に出版された「本草従新」に掲載された
約720種類の一つとして紹介されていますが、現実にはそれ以前から皇族専用の漢方薬
として用いられていたそうです。
なお、輸入物には、滋養強壮のほか肺結核などにも効果があると記載しているものもあります。
Qさん:薬として認められていますか?
Aさん:日本では、まだ薬としては認められていません。
臨床試験では大変すばらしい効果をあらわしている冬虫夏草ですが、
実はその効果がどの成分によるものなのかが立証できないため、
人体に有効な薬とは認識されないのです。
また、効果が人によって大きく違うことなどがネックとなっているようです。
Qさん:冬虫夏草は高価だというけど?
(チマ:冬虫夏草は高価ですが、ここに紹介している仙菌酵素自然食品・玄米培養冬虫夏草は、
効能が優れていて、大変お買い得です。)
Aさん:大変高価です。中国産の現物は売店や品質などによって1g約4〜600円
です(広州貿易の商品は100g6万円)。最低でも1日当たり千円はかかるそうです。
また、大手商社が販売しているドリンク剤は1本3千円ですから、月当たり9万円はかかることになります。
しかしここで問題なのは、ドリンク剤でいえば精製方法が不明なので、はっきりとしたことは
いえませんが、とにかく一般的に濃縮還元でもしない限り、現物の30〜~50倍に
希釈されているということです。
また、錠剤では基本的に冬虫夏草100%というものは無く、明記しているものでも20%、
なかには無名記な商品もあります。
つまり量産化されたといっても、材料となる冬虫夏草の絶対量が極端に少ないのですから、
たとえ商品単価が安くなっても、冬虫夏草の含有率から言えば、
やはり高価であることには違いないということです。
Qさん:菌糸体って何?
Aさん:キノコの本体だけでなく、殆どの物質を作る繊維質状の細胞です。
冬虫夏草に限らず、シイタケや霊芝などの研究でも、有効成分は菌糸体であり、
それはキノコ本体より下地である培地の方が はるかに多いことが分かっています。
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